12月のイベントに向けて、
楽器の練習をしています。
キルギスの伝統楽器コムズとチョポチョールです。
コムズは杏子の木から作られていて、
弦は3弦で羊の腸が使われています。
が、私のは切れてしまい、釣り糸です。
西にわたってバイオリンの元になったといわれているぐらい古い楽器です。
キルギスに滞在中に現地の方に教えてもらい、
7曲ほど楽曲を覚えました。
キルギス人はコムズを演奏するとき、
手を美しく動かしまるで踊っているように演奏されます。
時には、鞭を振り回しているように、
時には蝶々が飛んでいるように、
曲を手でも表現するんですね。
演奏するだけでも難しいのに、
指先の動きまで神経を使うので、
本当に難しいです。
音色は物悲しい感じ。
バンジョーに似ているという方もいます。
もう一つがチョポチョール。
これは、土で作られた楽器で、
オカリナに似ています。
これも音がとても優しくて好きです。
12月皆さんに披露できるように頑張って練習します。